「おいしい防災塾」防災お菓子ポシェット作成イベントを実施しました!2019年09月02日
8月30日(金)、いよいよ明日にせまった社会貢献の取り組み「防災お菓子ポシェット作成イベント」を学生キャンディーアンバサダーとして、北九州市水環境館で実施するために、7月に「一般社団法人おいしい防災塾」で講習を受けた生徒を中心に、北九州校の校舎に集まってもらいました。日頃は八幡サテライト校で課題をしている生徒と一緒に様々な準備を致しました。
台詞おこしから、紙芝居を作成し、配役を決定。当日のタイムスケジュールなども生徒と一緒に作成していきました。また、その流れに沿ってリハーサル!幼児対象に行うイベントなので、挨拶の仕方1つにもオチを付けるなど“小さいお子さんがグっとイベントに入りやすい”ように、皆で意見交換(イベント中はアダ名で呼び合うなど)をして工夫していきました。なんと今回は、あいさつの一番大切なオチを生徒の中でも一番の恥かしがり屋の一年生ノンちゃんが担当してくれました。(喜) リハーサルでは、明日参加しない他の生徒も当日の園児や児童役として手伝ってくれました。 対象である園児や児童が集中しないときには、どうしたらいいのか!? ちょっとぐずりだしたときには、どうすべきなのか!? いろんなことを真剣に想定し、意見交換を繰り返し進められていました。
準備の段階で本当に大変だったと思いますが、せっかくやるイベントで参加していただく方々の笑顔が見られるならと団結して取り組んでくれていました。
おいしい防災塾「防災お菓子ポシェット作成イベント」8月31日当日、翌日9月1日が「防災の日」であることから始まった今回のこのイベント、みなさんに防災について広く知ってもらうための取り組みとして、北九州市水環境館で実施させていただきました。 10時30分に校舎に集まり、直前リハと最終チェック。昼食をとる時間が無いので、一旦“栄養補給ゼリー”でまずは腹ごしらえ!!晴天の中、いざ水環境館へ
水環境館に到着するとおいしい防災塾福岡支部の方々が来てくださっており、一緒に会場設置の準備となりました。立ち位置などを確認して、もう一度入念にリハ。準備OKで定刻を待ちます。 すると館内放送で、「13時より精華学園高等学校北九州校の生徒によるおいしい防災塾を開校致しますので・・・」と、館内アナウンスが流れ、来館されていた10組のお子様連れの方々とスタートしました。 今回の防災お菓子ポシェット作成イベントのリーダーを務めるミーたんが、進行役で進めていきます。 まずは、自己紹介を含むこちらの4人の挨拶から、自然な流れで本日の趣旨と目的を昨日完成させた紙芝居を使って紹介、和やかな雰囲気の中、スムーズにお菓子ポシェット作成へと進めることができました。
ショウちゃん、ノンちゃん、ハナちゃんは、園児さんの後ろに立ち、サポートしていきました。 ミーたんは、防災お菓子ポシェットの作成を説明しながら、工程を見せて・促して・褒めるの繰り返しで参加者を誘導していきます。園児のみなさんもどんどんと楽しくなっていっているようで、サポートしているお母様方も楽しそうに、お子様と一緒に色々とお話しながらお菓子ポシェットを作っていました。
防災お菓子ポシェットは、早くできる人に基準を合わせるというのが方針です。それは、災害時のいざというときに、”もたもたしていたらいけないよ“ということや助け合っていくことの重要性などを楽しく学んでもらうことが実施する上での目的となっているからです。 少し焦らせた感は否めませんが、なんとか無事に10組の参加者のみなさんが思い思いの防災お菓子ポシェットが作ることができました。
通信制の高校では、生徒が揃って一緒に行動する時間が少ないと思われがちですが、精華学園高等学校北九州校では、このようなイベントや行事を通して、本当に貴重な時間を仲間と過ごすことを生徒達自身が大切にしています。一緒にイベントを考え企画し、話し合い、実施するというのは高校時代のいい思い出となったことだと思います。 また、今回は記者さんから取材を受けるという、ちょっぴり緊張しながらも、なかなか味わうことができない経験もできたようです。(笑)
防災お菓子ポシェットを通じて、社会貢献の一環として社会とつながることができつつ、生徒間ではより絆が深まる活動となり、参加者の園児さんも笑顔で、非常に有意義なイベントを実施することができたと思われます。
今回の社会貢献への取り組みが、取材してくれた記者さんの手によって、翌日の毎日新聞9月1日号北九州版に掲載されました!! 生徒達も一生懸命取り組んでいたので、大きく取り上げられたことをかなり喜んでいました。初めての社会貢献が新聞に掲載されたので、生徒達の励みにもなりました。 そして、改めて今後も9月1日の「防災の日」は、防災・災害について今一度、考えをめぐらせ、いざというときに落ち着いて行動できるよう、自助・共助・公助で命を守る行動が取れるよう、学んでいきたいと思います。